ピコレーザーとフォトフェイシャルの違いとは?
さまざまな肌悩みの解消に役立つピコレーザーやフォトフェイシャル。自分の悩みに適している施術法なのか迷っている方も多いはずです。このページでは、ピコレーザーとフォトフェイシャルの違いについて紹介していきます。
ピコレーザーとフォトフェイシャルの違い
メカニズムが違う
ピコレーザーとフォトフェイシャルは全く違うメカニズムの美容機器です。ピコレーザーはレーザー、フォトフェイシャルは光を活用しています。
レーザーの特徴はピンポイントで照射できることで、より深層部までレーザーを届けることが可能。一点集中でまっすぐ進む性質を利用し、気になる患部のみに無駄なく照射できます。
一方、光は広範囲に照射することに長けていることが特徴。光がもつ拡散性を利用し、一度に広範囲に対してアプローチできます。
局所的な悩みならピコレーザーが向いていますが、広範囲の悩みならフォトフェイシャルの方が向いていると言えるでしょう。
波長が違う
レーザーと光にはそれぞれの波長があり、性質によって波長のパターンが異なってきます。
虹が7つの波長によって7色に見えるように、複数の波長を放つものを「多波長」と呼び、フォトフェイシャルも多波長の性質を持っています。複数の波長があるため、さまざまな症状に対して利用できるのが特徴。幅広い悩みに活用できるメリットですが、エネルギーが拡散されるため患部への照射量は少なく、効果はレーザーよりも劣ってしまう可能性が高いとされています。
一方、レーザーは「一波長」と呼ばれるもので、全てのエネルギーをひとつの波長に集中して活用できる特徴があります。そのため治療できる範囲は絞られますが、高い効果を得られやすいとされている治療です。たとえばシミに悩んでいる場合は、シミの原因であるメラニンに集中的に治療し、症状を改善していきます。また赤みをとりたい場合には、赤色に反応する波長を照射すれば、効率的に改善できるとされています。
シミ取りにはピコレーザーとフォトフェイシャルどちらがよい?
1回の照射で即効性を感じたい人は、ピコレーザーが向いているでしょう。複数回照射で、じっくり治療を進めたい方にはフォトフェイシャルがオススメです。照射範囲や波長の違いによってシミに効果的なメカニズムが異なるため、自身にピッタリの方法を選ぶようにしましょう。
照射時の痛みはレーザー出力によるため、どちらが痛い・痛くないといった単純比較はできません。
ピコレーザーでシミ取りする場合
ピコレーザーはピンポイントな治療に有効とされる「一波長」という性質を利用し、メラニンを攻撃できる波長に調整した上で、シミ部位に局所的な照射が可能。コラーゲンやエラスチンの生成を活発にするので、毛穴の開きや肌のたるみにも良い効果があるとされています。照射した部分にはかさぶたができるので、刺激を与えないように過ごしてください。数日から1週間程度経過するとかさぶたが取れます。
フォトフェイシャルでシミ取りする場合
フォトフェイシャルは広範囲への照射に便利な「多波長」の性質を持った機器で、シミ取りには3~5回程度の照射回数が必要とされています。
広範囲に広がってしまったシミに対してフォトフェイシャルを照射。かさぶたができますが、数日ではがれるケースがほとんどです。さらに1ヶ月ほど後にフォトフェイシャルを再照射し、徐々にシミを薄くしていくという流れです。
フォトフェイシャル治療が向いている悩みとは?
ピンポイント照射で効果を実感しやすいピコレーザーよりも、複数回照射が必要なフォトフェイシャルの方が優れているシーンがあります。それは悩みの箇所が広範囲に広がっているケースです。小じわのように広範囲に出る症状は、ピンポイント照射ではなく、一回の照射範囲が広めのフォトフェイシャルが向いています。
たとえば毛細血管が拡張しているような肌の赤みに対して、ピコレーザーは効果が発揮できません。しかしフォトフェイシャルなら赤に効果的な波長があり、さらに広範囲への照射が可能。顔の赤みに悩んでるケースは、フォトフェイシャル治療が向いているとされています。
肝斑治療が優先されることが多い
女性ホルモンのバランスが乱れることで出てしまう肝斑。刺激に弱いため、通常のレーザー治療やフォトフェイシャルは不向きとされています。通常のシミと肝斑が混じっている状態だと治療は進めにくく、まず肝斑の治療から始めるのが一般的です。
ピコレーザーの中には肝斑にも有効とされる「ピコトーニング」があります。症状によっては肝斑治療と合わせて進められるので、まずは医師に相談するのをおすすめします。
悩みに合った最適な施術法を選ぶことが大切!
ピコレーザーならピンポイントで照射し、メラニンに効果的な波長で攻撃が可能。少ない照射回数で部分的な治療を希望する方に向いています。フォトフェイシャルなら1度の照射による効果は劣るものの、治療できる悩みが広範囲で緩やかに治療できるのが魅力的です。
まずは、どのような悩みを抱えているのか、どのくらいの期間で治したいのか、予算はいくらぐらいなのか、などを医師に相談し、適切な治療には何があるのかアドバイスをもらいましょう。
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