ピコレーザー後にとるべき色素沈着対策
このページでは、ピコレーザーの治療を受けた後にしておくべき「お肌のケア」について紹介していす。肌の悩みにアプローチするためにせっかくピコショットなどをしても、お肌の正しいお手入れ方法を知らないと、色素沈着などの問題が起こりやすくなるのでチェックしてみてください。
ピコレーザー後に気をつけたい「色素沈着」
気になるシミなどにアプローチする方法としてチョイスされる場合も多いピコレーザー治療。従来のレーザー治療よりもピンポイントを狙いやすく、肌へのダメージを抑えられているという優れたメリットを持っています。
ピコレーザー治療を施された肌の部分は、まず白色変化が起こり、その後、徐々に黒く変化していくのが特徴です。最終的にかさぶたになり、それが一週間から10日程度で剥がれ落ちます。かさぶたの下には、すでに新しいピンク色の肌ができています。術後に炎症性色素沈着が起こる可能性は低いと言われていますが、ゼロではありません。
色素沈着が起こってしまう原因
かさぶたが剥がれ落ちたあとのピンク色の肌は、いわば赤ちゃんの肌のようにデリケートです。そのため、大前提として強くこするなどの刺激を与えないように注意することが必要です。ピコレーザー後の肌が色素沈着を起こしてしまう原因について、大きく2種類に分けられます。ひとつは「紫外線を吸収してメラニンが生成される」、そしてもうひとつは、「真皮が劣化してターンオーバーが低下している」ことです。はじめに、紫外線の吸収をおさえるための工夫についてみていきましょう。
紫外線も色素沈着の原因のひとつ
ピコレーザー後の肌が、紫外線を吸収するをできる限り防ぐには、徹底した日焼け予防対策・きめ細やかなケアが大切です。メラニンの生成をおさえて、色素沈着が起こらないように対策しましょう。具体的な予防対策やケアとして実践できるのは、次のような方法です。
- 日焼け予防グッズを活用する
紫外線から肌を守るためのグッズはたくさんあります。帽子や日傘などを、外出時には必ず身に着けるのが理想的です。肌だけでなく、目が紫外線を浴びてしまうことも避けたいところ。紫外線カット効果があるサングラスなどもぜひ取り入れてみてください。 - 日焼け止めクリームを正しく使う
日焼け止めクリームは、できるだけムラなく塗布し、かつこまめに塗り直すことが大切です。最初にムラなく塗ったつもりでも、汗をかいたりするとクリームは落ちてしまいます。少し手間がかかりますが、その都度塗りなおしましょう。
その他の色素沈着対策とは
レーザー後のお肌に色素沈着を抑えるためには、紫外線吸収によるメラニン生成だけでなく、「真皮が劣化してターンオーバーが低下している」状態を改善するための取り組みが大切です。ターンオーバーが劣化している状態とは、加齢により肌が新しく生まれ変わりにくくなっている皮膚の状態を指します。肌が新しく生まれ変わるスピードが低下しているため、ピコレーザー後もシミがなかなか排出されにくく、色素沈着として現れてしまうのが特徴です。では、ターンオーバーをよりスピーディーに行われるように促すための方法についてみていきましょう。
肌に直接はたらきかけて色素沈着を防ぐ
まず、肌に直接アプローチをすることでレーザー後の色素沈着発生をおさえようとする場合、その方法としてどのようなものがあるかを説明していきます。
ビタミンAが含まれる化粧品を積極的に導入
自宅で日常的に続けられるお肌のケアとして、化粧水やクリーム、化粧品などを選ぶ際は、ぜひ「ビタミンA」を含んだものをチョイスするのがおすすめです。
ケミカルピーリング施術がおすすめ
クリニックなどでケミカルピーリングの施術を受けるのもおすすめです。この施術では、肌に塗った化学薬品を剥がし、ターンオーバーを促すことを狙いとしています。スピーディーなターンオーバーにより、肌が新しく生まれ変わりやすくなるため、停滞中のメラニンも、角質と共に除去されるという考え方です。ケミカルピーリングはダウンタイムが少ない治療方法なので、色素沈着対策として気軽に受けられるのがうれしいポイントです。
ピコレーザートーニングを続ける
複数回にわたるピコレーザートーニング治療を続けるのもおすすめです。ピコレーザートーニングは、大きく分けて2つの目的でおこなわれます。ひとつは、真皮内にレーザーを到達させ、メラノソーム・メラノサイトを破壊することです。二つ目は、表皮のシミやくすみへの働きかけです。ただ、1度のピコレーザートーニングでは効果を実感することは難しいでしょう。一定期間を空けて、トータルで10回を超える治療を続けるのが理想的です。治療回数などに関しては、ぜひクリニックの先生に相談してみてください。
内服薬でピコレーザー後のお肌をケア
最後に、内服薬についてです。肌に直接は働きかけるわけではないのですが、大切なケアのひとつです。内服療法を取り入れて、色素沈着対策として行うことで、せっかく改善されたお肌にシミなどが再発してしまうのを防ぎましょう。体質などにより控えるべき成分が含まれている場合もあるので、専門家に相談してから服用することが大切です。主な内服薬4つは次のとおりです。
レーザー後のお肌をケアする内服薬4種類
- ハイチオール
ビタミンCと併用すると、生成されすぎてしまったメラニンを無色にする働きがあります。肌の代謝を正常にキープする働きもあります。 - ユベラ錠
抗酸化作用があるため、肌の代謝のアップをサポート。代謝が向上することで、メラニン色素が沈着しにくくなることが期待できます。 - トラネキサム酸
メラニンをつくるメラノサイトを活性化させるプラスミンの働きを抑える役割を持つ成分。つまり、「シミのもと」を取り除く作用があるといえます。 - シナール
ビタミンCやパントテン酸が配合された「複合ビタミン剤」です。メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
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